実際に傷病手当金を申請して受給するまで

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はじめに

前回の記事では、傷病手当金の制度や受給条件について解説しました。この記事では、私が実際に申請し、受給するまでの具体的な体験談をまとめます。「書類の準備」「会社とのやり取り」「支給までの期間」など、リアルな流れを知ることで、同じ状況の方が少しでも不安を減らせるよう願っています。


傷病手当金を知ったきっかけと最初の行動

休職が決まり診断書を会社に提出したあとに人事の労務担当者から「傷病手当金」という制度を知りました。「休職期間の生活費はどうしよう…」と不安だった中もあり私はこの傷病手当金を申請しようと決めました。


申請書の記入と提出の流れ

私の会社では、上司経由で診断書を人事に提出した後、次のような手順が案内されました。

  1. 休職開始日の確認
    • 有給休暇消化後に正式な休職開始日を決定。
  2. 申請書類の準備
    • 健康保険組合の「傷病手当金申請書」が会社から自宅に郵送で届きました。
  3. 傷病手当金申請書の記入
    • 自身が記入する箇所の内容は主に「休職期間・健康保険番号・振込希望講座」などです。
    • 会社に事業主が証明する欄の記載をしてもらいます。
    • 掛かりつけの医師に意見を記入する欄がありますのでそこに症状や期間などを記載をしてもらいます。
      • 記載には費用(私は300円でした)が掛かりますので注意が必要です。
  4. 診断書の添付
    • 医師からもらった診断書を添付し、会社がまとめて保険組合に提出してくれました。
      • 診断書には費用(私は3000円でした)が掛かりますので注意が必要です。

会社の労務担当者は手続きの流れを丁寧に説明してくれたので初めてでも安心して申請できました。


書類提出と保険組合の対応

書類が健康保険組合に届くと審査が行われます。私の場合、提出から約3週間後に初回の支給がありました。

  • 提出書類に不備がある場合は差し戻されることがあります。
  • 診断書は「休養が必要」と明記されていることが重要です。

支給までの流れ

私の実際のスケジュールは以下の通りです。日付は目安として記載しています。

日付内容
10月1日心療内科受診後に診断書受領、休職申請
10月1日上司・人事に休職と診断書を提出
10月8日会社から自宅に郵送で傷病手当金申請書が届く
10月10日会社宛に記載した傷病手当金申請書を郵送で送付
11月1日記載した振込希望講座に初回傷病手当金支給

初回支給の金額は、給与の約2/3ほどでした。その後は定期的な診断書提出(1〜2か月ごと)で支給が継続されます。


実際に申請して感じたこと

  • 会社が手続きをサポートしてくれる場合が多いので、遠慮せず相談することが大事です。
  • 申請書類は正確に書く。特に給与や休職日数の記載は誤りがあると支給に遅れが出ます。
  • 提出タイミングが早いほど安心。手元にお金がない期間が長くなると不安なので、休職開始直後に動くことをおすすめします。

注意点

  • 有給休暇消化中は支給対象にならないことがあるので、休職開始日との兼ね合いを確認する。
  • 健康保険組合によって、書類提出方法や支給スケジュールが異なるため、事前に確認することが安心です。
  • 申請後も、定期的に診断書を提出し、支給が途切れないように管理する必要があります。

読者へのメッセージ

傷病手当金の申請は書類の提出や会社・保険組合とのやり取りが中心ですが流れを理解しておけば難しくありません。私の場合制度を知るのが休職決定後だったのでもっと早く知っていれば安心だったと思います。休職中の生活を支える重要な制度なので受給資格があるなら必ず活用することをおすすめします


休職・傷病手当金体験記シリーズ

このブログは、以下の 2 つの軸で構成しています。

  • 【実体験シリーズ(全11話)】
     休職を決めた理由から診断書取得・休職報告・回復のプロセス復職後までの流れを時系列でまとめた体験記。
  • 【制度ガイド】
     休職中に実際に利用した、
     傷病手当金・自立支援医療受給者証・GLTD(団体長期障害所得補償保険)・社会保険・税金
     などお金と制度のしくみを分かりやすく整理した解説記事。

実体験と制度の両面から「安心して休むための情報」をまとめています。